2020/12/11 17:06
女性が大好きなピスタチオ、ナッツの中でもグリーンの色目に惹かれますよね?
他のナッツに比べるとなんとなく女性的な気がします。

2日続けてチアシードフルーツスプレッドのレシピを紹介しましたので、今日は気分を変えて、ピスタチオのメーカーさんが送ってくれたピスタチオについての紹介文その他を交えてご紹介させていただきます。
ピスタチオはウルシ科の落葉高木の実で、主な生産国は、イラン、アメリカ、トルコなどです。
起源は何千年にも前に遡り、古代ユダヤ人によって地中海地方で栽培されるようになって、食材としてだけではなく、薬としても大変重宝されるようになったとのことです。
その後、地中海東部に急速に広がり、イタリアのシチリア島でも栽培されるようになりました。
但し、シチリア島の山地で有名なブロンテは、火山エトナ山の麓にあるのですが、2年に1回しか収穫ができません。
そのため、ブロンテ産の収穫は、奇数年でのみ見かけることができます。
他の国では毎年実が付くのに不思議ですね?
だから、イタリアでもブロンテ産のピスタチオはとても貴重で、もちろん、ブロンテ産のピスタチオだけを加工した商品(DOPと産地呼称が認められている)もありますが、他の国のピスタチオも加工に利用しています。
ただ、産地ならではの品質チェックと管理で、高品質の商品を送り出しています。
↓これがエトナ山です。ちょっとてっぺんがキューピーさんみたいにちょこっととがっています。

↓ピスタチオはこんな形で木に実が付いています。

ピスタチオには、ビタミン、ミネラル、食物繊維、必須脂肪酸だけでなく、たんぱく質とビタミン、鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、亜鉛も多く含んでいるとのことで、その栄養価の高さから「ナッツの女王」とも呼ばれています。
ただ、ピスタチオは木の実です。
アーモンド、カシューナッツ、くるみなどの木の実でアレルギー症状が出る方は、ピスタチオでも症状が出る可能性がありますので、十分にご注意下さい、との事です。
では、また来週!