2021/05/10 15:32
先日、久々にアフタヌーンティーを食べる機会がありました。
季節柄イチゴ推しで、紅茶もストロベリーフレーバーが用意されており季節感たっぷりのアフタヌーンティーを楽しみました。
アフタヌーンティーと言えば、イギリス!
今までで一番思い出深いアフタヌーンティーは、6年前に行ったロンドン・ブラウンズ・ホテルのものです。

アガサ=クリスティが常連さんだったというこのホテル。
1837年開業したロンドン初めてのホテルで、五つ星の高級ホテルです。
2015年と2017年の2回行きました。
初めて行ったときには感動しました・・・
執事とメイドさんの世界です!
その時は私一人だったのですが、レディ扱い。
マダム、と呼んでくださって逆に照れくさい気分に。

最初のサンドイッチを食べ終わると、温めたスコーンだけが別に出てきました。
右下のバニラアイスのようにくるりんとしたのが<クロテッドクリーム>です。
私はそれまでこんなに美味しいクロテッドクリームを食べたことがなく、また、あれ以来、これほど美味しいクロテッドクリームに出会っていません・・・
ホントに美味しくて、メイドさんに、このクロテッドクリーム本当に美味しいですね!と言ったら、「そうなんです。とても美味しくて・・やめられません。だからこんな体型に・・・」とポッチャリ姿でにこやかに答えて下さいました。
「いくらでもお替わりが出来ますから言ってくださいね」と言ってもらえたのだけれど、この後もケーキ類が控えていたので、我慢しました。
でも、ケーキとか、食べきれなかったらお持ち帰り出来るのです。
お茶もお替わりのし放題。
これで当時9,000円くらいでアフタヌーンティーを頂けたのですから、決してお高くありません。
落ち着いたティールーム、観光客もそれほど見られず、ファッショナブルなたたずまいのお客様がチラホラ。
おしゃれは一応していきましたが、けっしてファッショナブルではない私はちょっと場違いな気がしましたが、それよりも美味しいサンドイッチとスコーンに感激しました。
はい、その後は、焼き菓子はともかく、ショートケーキ類は、日本人には合わないですねぇ・・
色味も味も。
あれは日本で食べた方が美味しかったです。少なくとも当時は。
そうしてとても素敵な気分に浸ったティータイムは2時間半くらい掛かりましたが、とても良い想い出です。
ただ、その後2017年に再訪した時には・・・雰囲気が変わっていてがっかり。
観光客向けになっていました。
でもあれから4年経ち、BrexitでEUから離れたイギリスは独自の道を歩み始めました。
もしかしたらホテルも元のようにイギリスらしいホテルに戻っているでしょうか?
もう一度アフタヌーンティー、しに行きたいです。
あ、ジャムも好きですけど、今はスコーンにはクロテッドクリームとチアシード・フルーツスプレッド派です。(笑)
クロテッドクリームはお高くて心おきなく食べられないので、デパートの英国展でスコーンを買うときには、マスカルポーネチーズ+チアシード・フルーツスプレッドで食べています。
みなさまも、お試しください♪
酸味のあるラズベリーは女性に大人気
オレゴン州立大学が品種改良したマリオンブラックベリーは少し甘めで酸味が苦手な方にも大丈夫
ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリーの3つのベリーをミックスしたワイルドベリーは甘味と酸味のバランスが取れていて甘酸っぱいのがお好きな方に丁度良い感じです