2021/04/21 12:38

今日は、BACCOのピスタチオ・クリームのラベルを見ながら、もう少し商品ラベルの読み方を知っていただければ、と思います。


品名、名称は、問題ないですね?


昨日と違うところは、原材料名の所です。

ピスタチオペースト(40)、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、ホエイパウダー/乳化剤、香料 となっています。


つまり、ピスタチオペースト>砂糖>植物油脂>脱脂粉乳>ホエイパウダーの順に原材料が入っていると言うことです。


ここで疑問を持たれるかと思います。

昨日のチアシード・フルーツスプレッドと違って、原材料名の後にスラッシュ()がありますね?

法律で、<添加物は、別途記載する>事になっているからです。

と言う訳で、この商品には(乳化剤>香料)の順に添加物が入っていることがわかります。

 

表記の仕方は色々とあります。

1.リリコンバージュの商品のように、スラッシュ()で区分

2.原材料と添加物を<改行することによって表示>

  たとえば


  と、2段構えになります

3.原材料名と添加物を<別欄に表示>

 

  と、同じく2段構えになります。

  何が違うかと言われると、間に線が一つ入っただけなのですが。

  間に線が一つ入ったので、欄が別になった、と言う事でしょうか。


でもこれで、あーこの商品、添加物が入ってるんだなぁ・・と言う事がわかります。

ただ、以前と違って、香料が天然か人工か、どんな香料が使われているのかを明記しなくて良くなったので、なんだかなぁ・・と思う時があります。


特に・・・香りってどうしてもダメなもの、ってあると思いませんか?

私はシナモンが苦手なのです。

シナモン香料、とか書いていてくれていたら絶対に買わないのに、商品説明に書いてあれば買わないのに、どこにも書いてないから買ったらシナモンが入っていた!と言う事が多々あります。

これは絶対に香料の種類は表示するように戻して欲しい、と切に願っています。


表示スペースがたくさんあるわけではないので、色んな情報を全部詰め込むのはなかなか難しいのですが、こうやって基本的な情報を読み取ることの出来るラベルは、商品を選ぶ上でとっても便利です。


このピスタチオクリーム、と言う商品、いろんなものが販売されているけど、どれくらいピスタチオが入っているのか表示されていないもの、結構あります。

でも、このラベルの読み方を覚えたら、ピスタチオが表示されている順番でどっちがたくさんピスタチオが入ってるかわかってしまいます。


また、ピスタチオが入ってる量が変わらないのにどうして色目が違うんだろう?と言う事もあります。

そういう時に、片方に着色料、とあれば、なーんだ・・着色料を使ってるからなのね、と言う事になります。


逆に、着色料を使ってないのに着色料を使ってるのと遜色ない色目だったら、とっても高級品のピスタチオを使っていることがわかります。

ピスタチオは、高いものほど色目がとってもきれいなグリーンですから!

着色する必要ない!のです。


と、似たような商品で値段が違う理由もわかってきます。

他にも産地で色々と変わってくるのですが、またそれは後日・・・


商品によっては、こんなにたくさん唐辛子入ってたら辛いはず、唐辛子は少なめの方が良い、とか、オイルがこんなに入っているものよりは少ない方が良い、とか、ラベルと見比べると大体想像できるので、同じ様な商品のどちらを選ぼう?と思った時、選びやすくなります。


是非是非商品ラベル、読み解いてみてくださいませ。